リースティの中川裕介です。世の中には、「雨が降ろうが槍が降ろうが」なんて威勢のいいことを言う人もいますが、槍どころかとんでもないものまで降ってきそうな物騒な世の中になりました。 4月4日の今日、桜の花は満開になり土・日のお花見宴会は盛り上がっています。4月4日の今日は「沖縄県誕生の日」です。文字通り1879年の今日琉球藩を廃し、沖縄県となった日です。その後の沖縄の歴史には、爆弾が降り注ぐなど、悲しい出来事もありました。130年経った今、変なものを落として来ないよう某国にお願いしたい! 落ちてくるのは、桜の花びらだけにして欲しいものです。

今年の繁忙期報告
2009年の賃貸業界の繁忙期(2・3月期)についてご報告いたします。
1年で賃貸関係の会社、営業が最も忙しいといわれている繁忙期ですが、全世界的な構造不況の影響から法人顧客が、賃貸借契約の解約を大幅に行い空室が増える一方、その分の補充としての新規契約は、法人からは得られていない現状があります。
全国賃貸住宅新聞のアンケート(228社の回答)による今期の繁忙期についてみて見ましょう。
○大幅に増加したのが2.2%      ●減少43.4%
○増加21.5%            ●大幅に減少7.9%
○変化なし25.0%
半分以上が減少となっていることがわかります。増加と回答している会社の成約内容を分析すると、①予め賃料を下げる。②成約時の賃料下げ幅を予めオーナーと交渉しておく。③仲介手数料・礼金をオーナー負担として入居者の初期費用を下げている。 という3つの特徴があります。
もちろん地域特性による特需の地域もありますし、収入的に余裕のある層を相手にしている地域もあるためすべてに当てはまるわけではありませんが、成約賃料を下げてでも極力入居率を上げることが最大の対策になっています。政府の発表する消費者物価指数の民営家賃の前年同月比でもマイナス0.4ポイントの下落となっています。

オーナーの皆様にとって「賃料の値下げ」というものは、本当に辛いことですが、現在の市況や景気動向を考えると仕方のない選択なのかもしれません。
値下げしないで6ヶ月空室の100,000円の部屋と3,000円値下げしてすぐに入居させた場合とで、同じ2年間の結果がどうなるか計算してみましょう。
100,000×18ヶ月=1,800,000円
97,000円×24ヶ月=2,328,000円
もうどちらが得なのかお解りですね。

当社での繁忙期の結果は、例年と比べて1月から2月期に入居申し込みが1.3倍から1.4倍ほど多く、その分3月期の申し込みが0.8倍と減少しています。 3ヶ月の総合で見れば、例年並みという結果になっています。
しかし、例年よりもやや多くなっているのが、退去の数です。当社でも法人の解約が多く、通年の1.2倍近くの解約となっています。 特に最近の傾向は、退出時の解約トラブルが目立ってきました。 トラブルというよりも話が付かないというケースが目立ちます。 よくあるのは、退出時にその場で業者側の見積もりを出してもらい。金銭負担について納得し解約精算書にサインと押印までしているのに、あとから支払を拒否してきたり、減額の請求をしてきたりするケースです。 もっと悪質なのは、記載した引越し先は架空のものを記載し、登録している携帯電話の番号も換えられているというものです。 解約時にこういった問題を抱えると、次の募集への手続きが遅れるなど被害は甚大になります。 退出時の負担に関しては、賃貸住宅紛争防止条例(東京ルール)等の厳守はもちろん、実際に立ち会って精算しているのになのです。 こうなってくると、敷金の預りの大切さが身にしみます。 次回は、解約時の現場からのレポートをお届けします。